対馬国志 第一巻 〜原始・古代編〜ヤマトとカラの狭間で活きた対馬 著者: 永留久恵 A5判 定価 3,800 円+税 今の日本で自分の住む土地にコンパスの軸を据えながら、アジア的展望のもとに地域史を描ける人はごくわずかであり、永留氏はそのなかでも傑出している。しかも原始・古代にはじまり筆は現代に及んでいる。ぼくは『対馬国志』は二十一世紀が生みだした至宝になるとみている。 (森浩一・同志社大学名誉教授/「はしがき」)