太平洋戦争の追憶真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦を中心に 著者: 永留久恵 四六判、250 頁 定価 2,200 円+税 太平洋戦争の開戦を告げた真珠湾攻撃と、戦局の分水嶺となったミッドウェー海戦の惨敗を、その戦場で体験し た今では数少ない生存者。平和の申し子だった著者が、一転して軍国主義一色に包まれていく様相も描く。部下を退艦させたのち、自らは沈みゆく艦と運命を共にした艦長の姿に、今の世相を重ねて、上に立つ者の責任の取り方を考えさせられるという。