対馬・宗家と安徳天皇陵宗家文庫の新史料 著者: 東 昇 A5判、76 頁 定価 800 円+税 江戸時代に入って、宗家が編さんした家譜は、「寛永諸家系図」や、あるいは「宗氏家譜」も、多少の相違こそあれ、平氏を祖とした。だが文政8年になって「宗氏始祖実録」に安徳天皇嫡流と記された。明治期に入ると、さらに安徳天皇陵認定運動が展開される。本書は、こうした流れを客観的立場から拾い上げ、ひとつひとつ、ていねいに検証する。